このところ、AIとかIT技術の進歩ってすごいですよね。日進月歩でどんどん進んでいきますよね。
最先端の技術は言語の分野にも広がっています。
最近の翻訳機はほぼ完璧な訳をしてくれる。そうなると今英語を勉強する意味ってあるんでしょうか。そのうち機械に全てを任せればよくなってしまうのではないだろうか。
「否!。翻訳機では話者の気持ちまでは伝わらないんです!」…とか綺麗事を並べてみるものの、なんか根拠がなく…。
英会話講師ながら、早くて完璧な翻訳をしてくれるのならその方がいいし、多大なお金と時間を英語学習に掛けるのも非効率的な気がしていました。
だけど、ちょっと思ったことがあります。
コンビニで売っているお弁当ありますよね。
お値段こそ安くはないけど、クオリティは高い。最近は栄養バランスとか、健康志向なバリエーションもあって、しかも美味しい。とても便利。
けど、毎日コンビニ弁当だったら…。
腹を満たす目的なら、コンビニ弁当でも問題ない。だけど、奥さんが作ってくれたお弁当、お母さん、あるいはお父さんや家族の誰かが作ってくれた手作り弁当。同じ弁当だけど、なんか違いますよね?
その違いって、作り手の気持ちが込められているかどうかだと思うんです。
英語もなんか似てるなって感じました。
今は翻訳が不完全だけど、AIは自己学習機能があるから、近いうちに完璧な翻訳になります。仕事上、あるいは旅行でも、伝えることだけが目的なら、翻訳機械だけで十分問題ないです。
でも、例えば仕事で大事な交渉をするとき、伝わればいいってもんじゃないですよね。
もし、外国人の友達ができて、その人がピンチの時に声をかけるとしたら…
もっとプライベートな範囲で、好きになった人が外国人で、その人に気持ちを伝えるとしたら…。
あり得ますよ。今の世界では上記のような機会が以前より身近に潜んでいます。
コロナで国の行き来は制限されました。その代わり、オンラインが普及して、海外と交わることは遥かに簡単になりましたからね。
自分の気持ちを相手に伝えるとき、大事なのは言語だけではありません。表情、声のトーン、抑揚、速さ…。翻訳機でも、むしろ翻訳機の方が的確な表現を導き出してくれるだろうけど、そうじゃないですよね。
どんなに時代が進んでも、機械では補えないものがあるんだと思います。そのためなら、お金や時間を掛ける価値はあるのかなって思いました。
ま、価値を決めるのはその人自身なんで、なんとも言えないですけどね!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ほいでは!