「Almost but not all」

今うちにはイタリア人の留学生、R君がホームステイしています。

 

当初、イタリア人というと明るく陽気でグイグイくる感じ。

 

でもR君はイメージと全然違う学生でした。フレンドリーではあるものの、もうちょいシャイで丁寧で物静か…な学生です。

 

こういう風に、多くのひとに浸透している固定概念やイメージのことをステレオタイプと呼んだり、呼ばなかったりするそうです。

 

ある本にこんなことが書いてありました。

 

語源は印刷に用いられるステロ版にあり、同じものが何枚も印刷できることから、学校や社会といった集団や、性別職業民族などの社会的カテゴリーにたいして「型にはっまた考え方」「固定概念」をもつという意味で使われるようになった。(放送大学放送教材より)

 

(ステロ版:文字や線画、写真を圧して作った紙型に、鉛を流し込んで作った原版を用いる印刷方法のこと)

 

ネガティブなステレオタイプを持っていると、偏見に繋がる危険があるとも書いてありました。

 

国籍の話にかかわらず、私たちは日常的に、年齢、男女、血液型とか、大枠のイメージで型にはめて、十把ひとからげにまとめて見てしまうことがあると思います。

 

でも、R君が良いことを言ってくれました。

「Almost but not all」

(意訳:大枠ではそうかもしれないけど、全員には当てはまらない)

 

やっぱり、一人ひとりを見なければなりませんね。

 

因みに、R君の日本人のイメージは「人にすぐ助けを差し伸べる」なんだそうです(*’▽’)

 

最後まで読んで頂いてありがとうございまいた!
次回もよろしくお願いいたします!