こんにちは〜!
みんさんは、最近ハマっている音楽とかありますか?
流行りの曲はテレビやSNSなどで自然と耳に入ってきますよね。そんで脳内のなんとなく知っている曲リストに保存されていく…。そして、うろ覚えで歌うから、歌詞が微妙に間違っているというおばさんあるある(笑)
でもよく聴くと、その時の社会や世界の特徴をうまく表現している曲もあるんですよね。
この間、また一曲見つけてしまったのですが、サイレントマジョリティーという曲をご存知でしょうか。「欅坂46」というアイドルグループの曲です。
ちと古い曲ですが、表現に少し捻った工夫されていて、メッセージ性が強い曲なんです。
2番の歌詞にこんな節があります。
「どこかの国の大統領が言っていた。声をあげない者たちは賛成していると」
この大統領というのは、アメリカ合衆国第37代リチャード・ニクソン大統領のことです。
1969年11月3日の演説で「グレートサイレントマジョリティ」”静かなる多数派”としてこの言葉を用いました。
当時、ベトナム戦争が行われていました。
アメリカでは一部の学生などから、戦争からの即時全面撤退を求めるデモ運動が行われていた。
それに対しニクソン大統領は「抗議デモを行うのは少数派のすることであり、意思表示をしない大多数は戦争に同意している」という曲解した趣旨の演説をしました。
その演説を元に、現代の物言わぬ若者を政治用語を使って(少し捻って)表現したメッセージ性強めな曲です。大衆曲に政治的なコンテンツを持ってくるなんて深いですよね。
曲中にも「yesといいなよ!」、「noといいなよ!」など、意思表示することを促す表現がたくさん出てきます。
自分の人生を歩む上で、自分の考えを伝えていくことは大切です。
でも忘れてはいけないのが、みんなが同じやり方で伝えられるとは限らないということです。
Yes noの伝え方って人それぞれですよね。自分の考えがあっても、どうやって伝えたらいいかわからない子もいます。
その子たちにどうやって自分の意志を伝えるべきかを、見つける手助けをしたいと思っています。また、それを大人はどう受け止めたらいいのか、親御さんや先生方へのお話もしたいと思っています。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
また次回もよろしくお願いします!