「不登校」みんなどうしてる?

先日「不登校みんなどうしてる?」というテーマのシンポジウムに参加してきました。

 

保護者、フリースクールの関係者、学生さんなど160名以上の方が参加されていて、不登校への関心の高さを感じました。

 

ディスカッションでは

 

「プリントを取りに行くと、学校に行けている子どもたちとすれ違う。どうしてうちの子はいけないんだろうと悲しくなる。」

 

「欠席の連絡を毎朝するのがつらい。」

 

「オンラインで欠席連絡できるようにしてくれたけど、学校ホームページから入るので、元気に行事に参加しているお子さんの写真を見るのが辛い」

 

など、お子さんが学校に行かない、行けないことで悩んでいる保護者の声を聞きました。

 

 

不登校のお子さんの心の中を分析した発表もありました。

 

・学校にいけない自分を責めて苦しくて、それを忘れたくてゲームにのめり込んでいる。

 

・ある日突然不登校ではなくて日頃からの悩みが積み重なって、ついに行けなくなる

 

・日本には約30万人の小中高生が不登校だというデータがある。

 

などなど、いろいろなことを知る機会になりました。

 

 

学校へ行けない子どもは、ゆとり教育から脱ゆとり教育になった頃から増加傾向にあるそうです。

 

いずれにしても、大切なことは、家庭が安心安全の場であることなんだそうです。学校に行かないという選択肢が認められて、子どもたちが自分の居場所と感じられるところで学習に向かう力が湧くまでゆっくり見守ってくれる。いつか、そんな場所を作りたくて、今、勉強しています。

 

 

今回も最後まで見て頂きありがとうございました!
次回もまたよろしくお願い致します。